FSS® SmartLogon® HFVA - 日立指静脈認証装置対応 (オプション)
特長
指静脈認証について
指の内部にある静脈のパターンを使って個人を特定する方式です。
静脈内を流れる血液中の還元ヘモグロビンが吸収する近赤外線をあてて指を撮像し、静脈パターンを抽出します。
この静脈パターンを予め登録された静脈パターンとマッチングすることで、認証を行ないます。
指静脈認証には次のような特長があります。
- 双子等であっても静脈パターンが異なるので、誤って認証される可能性が非常に低い
- 手や指を置く(かざす)だけなので、心理的抵抗感が少ない
- 身体の表面ではなく内部にある静脈を使用するため、偽造やなりすましが困難
- 認証時に触れたものに静脈の跡が残らない
- 基本的に経年変化(消えたり形状を変えたり)することがない
- 体調や気候による静脈パターンの大きな変化がない 等
ICカード・USBトークン内で生体情報を管理
指静脈の情報は、各利用者が所有するICカード内に暗号化して格納されます。
個人の指静脈情報は、システム管理者の管理ではなく、ユーザー自身が管理するICカードに格納されるため、生体情報登録時の心理的抵抗を抑えます。
また、接触式ICカード内に保管することで、セキュアな状態で分散保存され、
サーバーやパソコン内に格納する方式に比べると、一度の大量漏えいのリスクはありません。
機能
指静脈情報による本人認証
従来のパソコンへのログオン認証で利用されている「ID + パスワード」の認証を二要素認証方式である「ICカード + パスワード」認証にする製品「FSS SmartLogon」に、さらに各個人の生体情報である指静脈認証を追加することで、より厳格なユーザー認証を提供します。
既存のFSSユーザーのICカードがそのまま利用でき、より厳格な本人認証が必要な端末への限定利用も可能です。
これにより、ICカードの貸し借りによる不正利用の防止が可能となります。
指静脈認証デバイス
日立指静脈認証装置 H-1
「日立指静脈認証装置 H-1」はフード型の為、外光等の影響を最大限低減しつつ、高速・高精度の高い認証精度を実現したデバイスです。
また、盗難対策の為のケンジントンロックを装備していますので、組織外や不特定多数が出入りするような場所での利用でも安心してご利用頂けます。
製造元:株式会社日立製作所
- ※製品の仕様および機能は、改良のため予告なく変更させていただく場合があります。
- ※詳しい仕様・機能・制約条件等については、販売先までお問い合わせください。
- ※ FSS、SmartLogonは、株式会社ローレルインテリジェントシステムズの登録商標です。
- ※ この他、記載の社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。