- SXAL/MBALのスピードはどのくらいですか?
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SXAL/MBAL暗号アルゴリズムは、Pentium 500MHzで約100Mビット/秒の高速処理です。
また、アプリケーションではハードディスク上のファイルを読み込み、暗号化してハードディスクへ書き込み、さらに元のファイルを「Null(バイナリゼロ)」ですべて書き換えてから削除しています。
- どのようなファイルタイプでも暗号化できますか?
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はい。音声や画像ファイルでもデジタルデータであれば、なんでも暗号化できます。
※ファイルシステムの上限を超えるファイルは扱うことが出来ません。
- 暗号アルゴリズムは何を使用していますか?
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ソフトウェアインストール時に次の中からお選び頂けます。
- ファイルサイズの制限はありますか?
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FSS基本パッケージ Ver.9.0以降では、ファイルサイズの上限はございません。
それより前のバージョンをご使用の場合、ファイルのサイズが4GByteを超える場合は処理できません。
※ファイルシステムの上限を超えるファイルは扱うことが出来ません。
- システムファイルを暗号化してしまいPCが正常に起動しなくなりました。どうすればよいですか?
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システムファイルやOSに影響を及ぼすファイルには暗号をかけないでください。そのことでシステムが立ち上がらなくなったり、不安定になったとしても当社は責任を負いかねます。
定期的にシステムのバックアップをとっておくことをお勧めいたします。初期設定では、¥Windowsや¥Program Files配下を暗号化対象外にしてあります。
- 暗号化したときのファイルサイズは変わりますか?
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はい。暗号化した日時、オペレータID、復号のための検証値といったヘッダー情報などを格納するため、元のサイズよりも256~1,279byteの間で増えます。
- 元のサイズより増えたのは、何故ですか?
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暗号化した日時、オペレータID、復号化の為の検証値といったヘッダー情報などを格納するためです。
- SXAL/MBALの暗号の強度はどれぐらいですか?
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SXAL/MBAL暗号アルゴリズムの近道解法は見つかっていません。アルゴリズムの公開前から解読法として有名な差分解読法や線形解読法でアタックが試みられていますが、解読特性すら定義できません。暗号アルゴリズムのキー長は64ビットで非常に強度が高いといえます。
また、ユーザーが指定できるのは100億通りですが、実際にファイルを暗号するときの実キーのキー長は64ビットに拡張しております。しかも、ファイル単位に実キーは変わるため、悪意の第三者が暗号ファイルの解読を試みても現実的に解読は不可能です。
- パスワードを忘れてしまった場合、どうすればいいのでしょうか?
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発行管理者あるいはご担当の方にご連絡ください。