国産・高速暗号アルゴリズム
自社開発の純国産暗号アルゴリズム SXAL/MBAL®
ISO9979に正式登録され国際的認知と評価を受けています
1993年に株式会社ローレルインテリジェントシステムズが開発、1995年にはISO 国際標準化機構に公開暗号アルゴリズムとして登録され、国際的に認知されています。
SXAL/MBAL®暗号アルゴリズムは、NECのセキュリティミドルウェアソリューション、リコーのプリントセキュリティシステム、パナソニック電工インフォメーションシステムズのセキュリティソリューション、証券系オンライントレード、RFIDに利用される固有の識別符号(ID)をユニーク化するために利用されるなど、多くのシステム上でその実績を残しております。
また、当社は、次世代暗号の開発に着手しており、情報セキュリティのパイオニアとしてさらなる躍進を計っております。
毎秒100Mビットを超える超高速処理と強力な暗号強度を誇ります
共通鍵暗号方式の高速暗号アルゴリズムで、SXAL(Substitution Xor ALgorithm/8バイトブロック暗号)とMBAL(Multi Block ALgorithm/可変長暗号)で1回に処理するデータの長さをバイト単位に可変長処理する、大変強度が高い暗号システムです。
高速性と難解読性を実現
- SXAL(8バイトブロック暗号)とMBAL(可変長暗号)を組み合わせた共通鍵暗号方式
- 1回の処理データの長さがバイト単位に可変(DES型暗号は8バイト固定、AES暗号は16バイト固定)
- 鍵データの長さは通常64ビット(128/256/384ビット等へ拡張可能)
- 高速暗号処理(Intel® Pentium® III プロセッサー 500MHzのCPUで約100Mビット/秒)
既知の暗号解読法による評価
MBAL暗号アルゴリズムについては、共通鍵ブロック暗号の汎用攻撃法である線形解読法等の観点から攻撃耐性評価が実施されております。
Advanced Encryption Standard (AES) 128/256bit にも対応
File Security System(以下FSS)は、独自開発した暗号アルゴリズムであるSXAL/MBALの他に「CRYPTREC暗号リスト(電子政府推奨暗号リスト)」に掲載されている「共通鍵暗号 128bit AES」にも対応しています。
業種・用途により「CRYPTREC暗号リスト(電子政府推奨暗号リスト)」掲載アルゴリズムを使用する必要がある場合でも、追加オプションなく対応が可能となっています。
※AES 128bitについては「FSS基本パッケージ Ver.5.0以降」
※AES 256bitについては「FSS基本パッケージ Ver.9.1以降」