ICカード発行管理パッケージ - FSS®Director / FSS®Issue Manager
特長
FSS®シリーズで認証鍵となるICカードを安全に発行管理
セキュリティ管理装置、マスターキー、発行者用キーそして発行者ID・パスワード認証と、2重にも3重にも安全性を徹底させた発行システムです。
発行管理ソフトと管理装置(物理鍵2本)による厳格なシステム
ICカードの発行・変更などの操作には、以下の条件を同時に満たすことが必要です。
- 専用セキュリティ管理装置(SCD)の接続
- マスター鍵設定などを行うための、発行統括者用鍵(A鍵)の挿入
- 実際にICカードの発行を行うための、発行管理者用鍵(B鍵)の挿入
- 発行管理者のSCD上のIDおよびパスワードの入力
- 発行管理者のICカードとパスワードの入力
2つの物理的キーと、2人の権限者による厳格な手続き運用を行えます。
機能
セキュリティ管理装置(SCD)/RS232C
開封・冠水・強い衝撃を受けた時には自らを自動無効化する自己防護機能が組み込まれ、電磁波・静電対策も万全な素材を使用しています。
- 認証に必要な各種キー情報を生成
- 社員コード・ユーザー初期パスワード・各種暗号キー・有効期限などを暗号化し、ICカードに格納
- ICカードの厳格な発行管理
- 高度なネットワーク認証を実現するための、認証サーバ接続管理
※マスターキーなどは、読み取りできません。
オフライン/リモート更新機能
ICカードを回収しなくても、ICカードの情報更新が可能です。
- ICカード発行管理システムからICカード更新データを発行することにより、遠隔地でのICカードの更新を可能にします。
- 更新情報を暗号化ファイルとして作成・配布し、実際の更新を使用する場所で行うことにより運用性を飛躍的に高めます。
仕様
基本構成
発行管理パッケージ | ICカード発行管理ソフト(ソフトウェアライセンス含む) |
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SCD装置 - ICカード発行管理システム専用セキュリティ管理装置 | |
ICカードリーダー/ライター | |
ICカードリーダー/ライター クリーナー | |
USBシリアル変換ケーブル |
動作環境
対応OS | 【クライアントOS】(日本語版OS) Microsoft® Windows® 8.1 (32/64bit) Microsoft® Windows® 10 (32/64bit) Microsoft® Windows® 11 (64bit) 【サーバーOS】(日本語版OS) Microsoft® Windows Server® 2012 Standard, Datacenter Microsoft® Windows Server® 2012R2 Standard, Datacenter Microsoft® Windows Server® 2016 Standard, Datacenter Microsoft® Windows Server® 2019 Standard, Datacenter ※ 最新情報については、OSサポート状況をご確認ください。 |
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CPU/メモリ | 各Windows® 動作環境に準じます |
HDD | インストールには30MBの空き容量が必要 |
PC本体 | PC/AT互換機 |
インターフェース | ICカードリーダー/ライターを接続するためのUSBポート、もしくはPCカードスロット(Type II)またはExpressCard/54のいずれか SCD装置を接続するためのシリアルポート(D-sub9ピン) 2016/10/01 以降出荷分につきましては、バッファロー社製「USBシリアル変換ケーブル」を同梱しております。 |
その他要件 | ソフトウェアをインストールするためのCD-ROMドライブ |
- ※製品の仕様および機能は、改良のため予告なく変更させていただく場合があります。
- ※詳しい仕様・機能・制約条件等については、販売先までお問い合わせください。
- ※動作環境は、想定した一般的使用環境での当社における動作確認の結果であり、必ずしもお客様のご利用環境下での動作を保証するものではありません。推奨動作環境を満たしている場合でも、個々のご使用環境下における各種機器、ネットワーク、ソフトウェア等の相互の影響、差異などにより動作しない場合があります。
- ※Microsoft および Windows は、米国 Microsoft Corporation の、米国、日本およびその他の国における登録商標または商標です。
- ※FSSは、株式会社ローレルインテリジェントシステムズの登録商標です。
- ※この他、記載の社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。