FSS®製品バージョンアップのお知らせ
2007年8月20日
株式会社ローレルインテリジェントシステムズ
営業部
拝啓 時下ますますご清栄の事とお喜び申し上げます。
平素は、弊社製品をご利用いただき、誠にありがとうございます。
さて、この度弊社では、下記のFSS®製品の機能アップを図るためバージョンアップを実施いたしますので、ご通知申し上げます。
FSS®製品のバージョンアップに関するお問い合わせは、FSS®製品お求めの代理店様または、弊社のお問い合わせ対応窓口までご相談ください。
今後もFSS®製品のご愛顧をお願い申し上げます。
今回バージョンアップを実施しますFSS®製品
FSS®基本パッケージ Ver.4.0 | クライアント |
|
---|---|---|
管理者 |
|
|
ICカード発行管理パッケージ |
|
バージョンアップ対象の旧FSS®製品
- FSS®基本パッケージ 3.0以降
- FSS®Director 1.0以降
- FSS®Auditor NT
- ※上記FSS®製品は、Microsoft® Windows® 2000/Windows® XP(32ビット版)対応です。
- ※下記のアプリケーション毎の内容につきましては若干変更の可能性がございます。
バージョンアップ版の出荷予定日
各バージョンアップ版の出荷は、平成19年(2007年)8月24日を予定しております。
FSS®基本パッケージバージョンアップの主な概要
以下の機能を追加・変更します。
FSS SmartCipher®/FSS SmartCipher®Manager
- 暗号ファイルの更新処理タイミングの設定(アプリケーション終了時/排他制御解除時)を拡張子指定で可能にしました。
- 認証キーを使用しないログオン時の自動暗号化処理について、自動暗号化処理を停止するように変更しました。
- 暗号化ファイルの専用アイコンを追加しました。
Microsoft® Office 2007(拡張子:docx、xlsx、,pptx)、一太郎(拡張子:jtd、jtdx) - 自動暗号化時の同名ファイルの処理について「上書保存/自動別名保存」、「上書き保存」、「自動別名保存」の選択機能を追加しました。
FSS SmartLogon®NT
- 緊急コード利用によるログオン時の機能追加
- 非連動型ログオン、連動型ログオンにおけるユーザー側の操作画面が変更(「コンピュータ名」を表示)しました。
- 管理者側の操作画面も同様に変更されます。管理者側の緊急ログオンの画面は、「コンピュータ名」を入力する欄が追加されます。これによりPC毎に異なる緊急コードも生成可能です。特定PCへのログオンのみ利用することができ、緊急コードの不正利用を防ぎます。(従来同様の「コンピュータ名」を使用しない緊急コードも生成、使用可能です)
- ユーザー名が異なったICカード(認証キー)でのロック解除(継続使用)の機能追加
同じ条件(グループ情報等)で発行されたICカード(認証キー)を挿入し、パスワードを入力することで画面ロックを解除し、継続使用できる設定を追加しました。 - ICカード(認証キー)の所有者パスワードを変更する際、「文字の組み合わせチェック機能」、「文字の連続度チェック機能」、「現パスワードと完全一致のチェック機能」、「禁止キーワードのチェック機能」等を追加して、パスワード変更に関わるチェック機能を設定可能にしました。
- ICカード(認証キー)の更新及び無効化の自動処理機能追加
FSS®更新クライアントV1.2と組み合わせることによりPC起動時に共有サーバの更新情報ファイルを確認し、該当ファイルがあれば自動的に認証キーの情報を書き換える機能を追加しました。 - アプリケーションログオン情報設定
- Internet Explorerの認証画面から、ウインドウタイトルの他、NAMEタグ名を自動的に取得する機能を追加し、アプリケーション情報の設定を効率化しました。
- 管理者側において、アプリケーション情報を追加した配布用のファイルを作成することができます。ユーザー側ではこの配布用ファイルを組み込む(マージ)することで、部分的にアプリケーション情報の追加や更新を可能にしました。
FSS®LogViewer
- ログ解析機能の追加 ― 表示色フィルター機能の追加
- 指定した文字列を含む行(ログ)の文字を、指定色で表示する機能に「100件まで設定可能」、「複数の文字列を設定可能」等の機能を追加しました。
- FSS®ログ一括CSV変換ツールの解析機能の追加
- 「指定期間を現行の年月指定から年月日指定に改良」、「LogViewerの表示色フィルター条件設定との連動」等、条件設定に関する機能を追加しました。
FSS®Auditor NT
ファイル操作ログを取得したいものを登録する設定方法を追加することで、ファイル操作ログを限定して取得することができるようにしました。
重要 FSS®基本パッケージをカスタマイズしてインストールされたお客様へ
FSS®基本パッケージを新規に導入いただいた際、カスタムインストールCDを製作し、導入されたユーザー様の場合、バージョンアップ版を導入いただく際にも、同様にカスタムインストールCDを製作し、バージョンアップを実施されることを推奨いたします。
※単に、弊社標準仕様のバージョンアップ版を上書きインストールされますと、各クライアントの設定情報が消去、初期化される場合があります。
弊社にカスタムインストールCD製作を委託される場合
バージョンアップ版のカスタムインストールCD製作は、「FSS®基本パッケージ管理者マニュアル」において、その設定・カスタマイズの方法が記載されておりますので、ユーザー様ご自身にてカスタムインストールCDを製作することが可能です。
ユーザー様のご事情により、カスタムインストールCD(マスター)製作を弊社や販売代理店様に委託される場合、「カスタムCD製作費」が発生いたします。
「カスタムCD制作費」のお見積もりについては、お求めの販売代理店様にお問い合わせください。
- ※Microsoft、Windows、Microsoft Office、Microsoft Internet Explorerは、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
- ※一太郎は、株式会社ジャストシステムの登録商標です。
- ※FSS、SmartLogon、SmartCipher、SmartExecは、株式会社ローレルインテリジェントシステムズの登録商標です。
- ※この他、記載の社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。
※記載された製品の仕様・機能・サービス内容などは発表当時のものです。予告なく変更させていただく場合がありますので、あらかじめご了承ください。