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ニュースリリース

2008年2月19日

ローレルインテリジェントシステムズとアイティーの業務提携について

iアプリ専用の業務用ソリューション「Web-Refer」に「モバイル端末向け暗号Lib」を提供

株式会社ローレルインテリジェントシステムズ(本社:東京都港区、代表取締役社長 長谷川福重)と業務システム開発の株式会社アイティー(本社:東京都台東区、代表取締役社長 小野幸司)は、アイティーが提供する iアプリ専用の業務用ソリューション「Web-Refer」において、ローレルインテリジェントシステムズが開発したデータ暗号化モジュール「モバイル端末向け暗号Lib」が採用され、当該Libに関する業務提携を行いました。アイティーは「モバイル端末向け暗号Lib」を iアプリ専用の業務用ソリューション(Web-Referなど)に組み込むことで、積極的な販売展開を行います。

今回採用されました「モバイル端末向け暗号Lib」は、ローレルインテリジェントシステムズが保有する暗号化アルゴリズム"SXAL/MBAL® (ISO9979)"を iアプリ専用にモジュール化したものです。"SXAL/MBAL® (ISO9979)"は、PC向け情報セキュリティツール(内部情報漏洩防止)である「FSS®スマートシリーズ」に採用され、すでに各種金融機関、官庁・自治体、大手企業向けに1000社以上、30万本以上という多くの導入実績を持ち、高い評価を受けております。

そのような実績と高い信頼を得ている"SXAL/MBAL® (ISO9979)"を6KBというコンパクトサイズに最適化し、携帯に実装することが可能となりました。携帯電話内に保存するデータを独立した方式で暗号化することができるため、端末の紛失や盗難時の情報保護に高い効果を発揮します。

アイティーは携帯電話を活用した業務特化型システム「Web-Refer」を開発し、今までに多数の導入実績を持っています。この経験から、通信圏外で行う作業では携帯端末内部に情報をいったん保有したいという声が多く、そのデータ保護の強化が必要と考えていました。

携帯電話は通常のPC端末に比べ、キャリアごとに独立性の高いプログラムを採用しているので、入出力方法は限られています。そこに、今回の暗号化を併用すれば、モバイル端末上のデータにはより高いセキュリティを実現できると考えられます。これが今回、アイティーが携帯電話のデータ保護に iアプリでの暗号化を選択した理由です。

アイティーは、既存の携帯ソリューションユーザーの業務である"検針支援システム"や"取付工事支援システム"への組込みモジュールとして、積極的な販売促進を図ります。また、Web-Referを販売している代理店を通して、アパレルや医療・医薬業界などの分野を開拓し、「モバイル端末向け暗号Lib」の普及・拡大を図っていきます。

このサービスの開始は、4月1日です。初回版はNTTドコモ iアプリへの対応のみとなりますが、順次、各キャリアの携帯アプリへの対応を計画しています。

提供価格は現在検討中です。携帯電話毎にライセンスを発行し、1ライセンスあたり300円(月額)程度での提供を計画しています。

ローレルインテリジェントシステムズとアイティーは、データ暗号化に留まらず、今後も携帯電話を活用した情報セキュリティ製品のパッケージ化に関して、双方で協議の上、製品化を検討していくことで合意しています。

以上

アイティーについて

業務システム開発会社。受託開発のほかに、医療・医薬関連、携帯電話関連、流通関連、教育関連パッケージなどの開発・販売・コンサルティング事業を行っている。最近の開発製品は携帯電話対応型業務支援システム「Web-Refer」。

ローレルインテリジェントシステムズについて

情報セキュリティの専門企業。国産の暗号アルゴリズムとして、国内で最も使用されている高速暗号アルゴリズム「SXAL/MBAL®」を独自開発し、さらにICカード等を利用した各種情報セキュリティパッケージ製品「FSS®スマートシリーズ」を開発し、21世紀の社会基盤となる様々なネットワークシステムへの情報セキュリティとして提供し、広く活用されている。

本件に関するお問い合わせ・ご質問

株式会社ローレルインテリジェントシステムズ

※記載の社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。

※記載された製品の仕様・機能・サービス内容などは発表当時のものです。予告なく変更させていただく場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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